金沢21世紀美術館
「Olafur Eliasson Your chance encounter /
オラファー・エリアソン - あなたが出会うとき」
彼を知るきっかけになったのが、
去年 森美術館で開催された“万華鏡の視覚展”での
この作品。
Olafur Eliasson 《Your welcome relected》2003
天井から吊るされたゆっくりと回転する数枚のパネル+スポットライト。
影がゆっくりと色を変えていくというもの。
たくさんの芸術家の作品の中で、
この作品の前に突っ立っていた時間が一番長かったと思います。
そして 彼の名前をメモにとりました。
そんなきっかけから約1年。
雑誌で、金沢での展示について見かけ
会期中ギリギリに行くことが出来ました。
期待通り。
本展では、2作品を除き全て本展のために、建物に合わせて作品制作が行われ、
美術館建物を活かすということを最大限に意識した内容となっているそう。
巡回もなし。
それも納得。
実際に見ると、ここじゃなきゃダメな理由がたくさん転がっていました。
特にこの作品は、
この建物の設計に合わせて作られていなければ出来ないものでしょう。
この日は晴天だったけれど、
曇りだったら?雨だったら?夕方だったら?夜だったら?
と考えるとわくわくする。
展示室以外の廊下などにも作品が展示されていたり、
自然光を取り入れての作品もあったり。
美術館は円になっていて、全面ガラス張りなので、
私は晴天の昼間に行きましたが、
天気や時間が違ったらまた印象が違うんだろうという作品が
他にもいくつかありました。
時間さえあれば、夜も行きたかった。
本展の特徴としておもしろかったのが、
作品タイトルが展示室になかったこと。
自然と、
自分の感じるままに
霧の森の中
影遊び
途切れる光
幾何学模様
一色の部屋、その中に入るとモノクロに見える人。
“光”というものを使って、
これだけたくさんの数の、これだけインパクトのあるものが作れることに
驚きと発見の連続。
この展示作品と様子は
彼のホームページで写真を見ることが出来たので、
(こちら)
事前予習は出来ていましたが、
作品と向き合える。
そして、体験・体感が出来るのが本当に
おもしろかったです。
霧の森の中
影遊び
途切れる光
幾何学模様
一色の部屋、その中に入るとモノクロに見える人。
“光”というものを使って、
これだけたくさんの数の、これだけインパクトのあるものが作れることに
驚きと発見の連続。
この展示作品と様子は
彼のホームページで写真を見ることが出来たので、
(こちら)
事前予習は出来ていましたが、
やっぱり“生”の体験が一番ですね。
『人はインプットしたものしかアウトプットできない。』
と、細野晴臣さんが言っていましたが、
こういうインプットは、すごく身になりました。
群馬の原美術館の、オラファーの常設展もぜひ行ってみたい。
今回の展覧会のブックも買いました。
サイトの写真とは全く別物、荒々しさがあってこれもまたいいです。
そして、21世紀美術館の設計をしたSANAAが
建築界のノーベル賞、プリツカー賞を受賞したそう。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100329k0000e030022000c.html
なんだか嬉しい。
その他の観光についてはまたのちほど。。